挑戦を続ける森永製菓様『inゼリー』ブランド、絵とARで広がる紙媒体の可能性

2021年12月21日の読売新聞の朝刊に、田村が描いた鍵山選手のイラストを活用した全面広告を掲載いただきました。
『inゼリー』と並んで描かれる鍵山選手は、イラストながら今にも紙面の枠を超えて動き出しそうな躍動感・存在感を放っています。そして、この鍵山選手、Googleレンズをかざすと本当に動き出すのです。

鍵山選手に続き、続々と登場するアスリート。勝負の瞬間を切り取った絵、鬼気迫る真剣な表情や躍動する体勢からエネルギーがほとばしっています。風に舞う無数の「点」が絵に更なるエネルギーを吹き込むことで、「勝利へのエネルギー」が十二分に伝わってきます。

新聞という限られたスペースに躍動感溢れる絵、さらに紙面から飛び出して動き出す絵。AR(拡張現実)を活用することで、紙媒体での表現の可能性を大きく拡張し、見る人にとってもインパクトのある広告になっているように思います。

昨今、生活者にとっては、移動していても、新聞や雑誌を読んでも、スマホで動画を見ていても、日々の生活のいかなるシーンでも広告が飛び込んできます。そのような中で広告に求められることは、モノ・サービスの機能やブランドイメージの伝達に加えて、生活者が触れたいと思うようなクリエイティブであることも重要になっていると思いますが、今回の広告はその双方を満たした取り組みであると感じました。

こちらは2021年8月14日の日経新聞に掲載いただいた同じく『inゼリー』の広告になりますが、この際には生活者だけでなく、『inゼリー』を店頭で取り扱う小売企業の方々からも森永製菓様へ「こんなに多くのアスリートを支援されているんですね」「素晴らしい広告ですね」といった連絡が入るなど、大きな反響があったそうです。
森永製菓様の2021年度第2四半期の決算説明資料には、『inゼリー』ブランドとしてコロナ禍前の水準を超え、V字回復を果たしたとの記載がありましたが、生活者へ「前に進む力、エネルギーを届けたい」といった思想と、ブランドとして前に進み続ける、挑戦を続ける取り組みが世の中に伝わったことも再躍進の大きな要因なのではないかと考えています。
このように現状に甘んじず、挑戦者として前進を続ける『inゼリー』ブランドとこれからもプロジェクトをご一緒できることがとても楽しみです。

橋本